無伴奏チェロ組曲

「音楽の父」ことバッハは、鍵盤以外の楽器にも臆することなく、伴奏なしの独奏曲をいくつも書いたものでした。そうした無伴奏作品の中でもとりわけ有名なのが、チェロのための六つの組曲ー不思議なことに、そこには和音奏法がほとんど盛り込まれてないにもかかわらず、しばしば、まるで一度にいくつものメロディが同時に響いているように感じられるのです。この妙なる「一筆書きの音楽」を、チェロの中低音から、軽やかに舞う高音楽器の音色に移し変えてみたとしたら・・・?

曲目

組曲第1番ト長調BWV1007
1. プレリュード
2. アルマンド
3. クーラント
4. サラバンド
5. メヌエットI & II
6. ジーグ
組曲第2番ニ短調BWV1008
7.プレリュード
8. アルマンド
9. クーラント
10. サラバンド
11. メヌエットI & II
12. ジーグ
組曲第4番変ホ長調BWV1010
13. プレリュード
14. アルマンド
15. クーラント
16. サラバンド
17. ブーレ― I & II
18. ジーグ

プロフィール

1973年東京藝術大学卒業、1978年ベルリン芸術大学卒業。
旧西ベルリン放送交響楽団、チロル州立インスブルック歌劇場管弦楽団に在籍。
1986年帰国。
東京学芸大学、日本女子大学、日本大学芸術学部、各講師。


COO-019
¥2,800(税別)

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