カミーノ

トリオダンシュとは、オーボエ、クラリネット、ファゴットの3本の木管楽器による三重奏のこと。実力派3人によりスイス・バーゼルで結成されたトリオダンシュ・シュアーヴ。レパートリーはバロックから現代音楽まで幅広く網羅。「カミーノ」は3人のために書き下ろされ、2008年アデレード国際現代音楽祭で世界初演されました。
アンサンブルの名前「シュアーヴ」はフランス語、その意味のままの「柔らかく、優しく、愛らしく、味のある」演奏をお楽しみください。

曲目

ハッセ:シャリュモー、オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのコンチェルト ヘ長調
1. アダージョ-アレグレット
2. アダージョ-アレグレット・マ・ポコ
モーツァルト:ディベルティメント第1番《25の小品(5つのディベルティメント)》
KV439bより第1曲~第5曲
3. アレグロ
4. アレグレット
5. アダージョ
6. メヌエット
7. ロンド
イベール:木管三重奏のための5つの小品
8. アレグロ・ヴィーヴォ
9. アンダンティーノ
10. アレグロ・アッサイ
11. アンダンテ
12. アレグロ・クワジ・マルティアーレ
ヒンデミット:8つの小品
13. マーチ
14. インテルメッツオ
15. 長二度によるカノン
16. 貧しい民が争う時には
17. 沈め、美しき太陽よ
18. デュエット
19. 遍歴者の格言
20. マルティンの歌
インスン・チョウ:
21. オーボエ・クラリネット・ファゴットのための‘…カミーノ…’(2008)

プロフィール

李承恩 リー・スングン(オーボエ):国立ソウル大学卒業後、渡欧。チューリッヒ音楽大学、ロッテルダム音楽院、ジュネーブ音楽院にて研鑽を積む。ローザンヌ・シンフォニエッタで首席奏者、アデレード・シンフォニー・オーケストラで首席奏者を2009年まで務める。

横田揺子(クラリネット):東京藝術大学音楽学部卒業後、渡独。ミュンヘン音楽大学、バーゼル市立音楽院にて研鑽を積む。2005年帰国後フリー奏者として室内楽を中心に活動。

池田愛(ファゴット):東京藝術大学音楽学部卒業後、渡欧。バーゼル市立音楽院にてソリスト・ディプロマを取得。第21回日本菅打楽器コンクール第1位。2005-2009年ブレーメン管弦楽団。古楽奏者としてもヨーロッパ各地の音楽祭に招聘、録音も数多い。


COO-027
¥2,800(税別)

CDカタログ