This is guitarist

選曲、アレンジ、構成、そのどれもが助川太郎というギタリストのギターへの愛、そして音楽への真摯な接し方を強く感じさせる。彼が強く心惹かれているブラジルの音楽を中心に、ジャズありバッハあり、林光あり、「上を向いて歩こう」あり。クラシックとかポピュラーの枠にとらわれないで、ギターの魅力をたくさんの人に届けたい。そんな思いがいっぱい詰まったアルバムだ。
萩京子(作曲家)

曲目

1. パリャーソ(エグベルト・ジスモンチ)
2. リラクタント・ブライド(ラルフ・ターナー)
3. テンポフェリーズ~宇宙飛行士のサンバ(B.パウエル)~ジェット機のサンバ(ジョビン)
4. ブルーモンク(セロニアス・モンク)
5. プレリュードNo.3(ヴィラ=ロボス)
6. トラベシア(ミルトン・ナシメント)
7. シャンゴーの歌(バーデン・パウエル)
8. 2つのギターのためのエチュード(林光)
9. ベベー(エルメート・パスコアール)
10. 上を向いて歩こう(中村八大)
11. 無伴奏チェロ組曲1番プレリュード(J.S.バッハ)
12. 星影のステラ(ヴィクター・ヤング)
13. 水とワイン(エグベルト・ジスモンチ)~アーサブランカ(ウンベルト・テイシェイラ)

プロフィール

助川太郎(ギター)
米国バークリー音楽大学を奨学生として卒業後、ニューヨークで活躍。2003年帰国。
メヲコラソンのギタリストとして作曲、アレンジを担当。ボサノバ、Jpop系のアーティストのツアーサポートやレコーディングに多数参加。2008年、初のリーダーアルバムNoturno(ノトゥールノ)を発表。

尾尻雅弘(ギター):(4.8.9.12.)
東京生まれ。米国バークリー音楽大学在学中、最も優秀な一人に与えられるハリス・スタントン賞を受賞。卒業後、マンハッタン音楽学校にてM.バルエコに師事、第28回パリ国際ギターコンクールにて第3位、1988年A.セゴビア賞を受賞し、卒業。全米各地、メキシコ、イタリアにおいて演奏会を行い評価を得る。1992年、日本フィルハーモニー交響楽団との「アランフェス協奏曲」で日本デビュー、以後日本へ活動拠点を移す。
ソロ、室内楽、編曲、楽譜出版、テレビ出演など幅広く活躍中。


COO-035
¥2,800(税別)

CDカタログ